親というのは、欲張りな生き物だと思う。
自分の運気を上げようとして風水を始めたのに、気づいたら「子どもの運気も上げたい」と思っている。玄関を整えて、寝室をきれいにして、次に目が向いたのは子ども部屋だった。子どもが元気でいてくれれば、それでいい——とは言いつつ、できれば学校も楽しく、友達にも恵まれ、やる気もあって、できれば成績も……と、どんどん欲が出てくる。親というのは、つくづく欲張りだ。
子ども部屋に最適な方角は「東」と「東南」
風水では、子ども部屋にふさわしい方角は東、そして東南とされている。
東は「木の気・成長・朝日・若さ・発展」の象徴とされており、子供や若者のエネルギーと親和性が高いのだ。
朝日が昇る方向でもあるため、活力とやる気が自然と育まれる場所とされていて、特に男の子に向いているという。学業運や発展運が期待できる方角だ。
東南は、女の子に向きやすいとされる方角。コミュニケーション能力や協調性が育ち、友達に恵まれやすくなるらしい。現代っぽく言うと、「人間関係の運気が高い部屋」だ。
一方で、避けた方がいいとされているのが西と北西だ。西は金運や豊かさの方角ではあるのだけれど、子ども部屋としては少々向いていないらしい。夕方から西日が入り続けるため落ち着きにくく、勉強より娯楽に気が向きやすい環境になりやすいという。
なお、北西は「主人の座」とも呼ばれる方角で、家の大黒柱にふさわしいとされている。子どもをそこに置くと、力関係のバランスが崩れやすくなるという説がある。我が子に見覚えがあるかどうか、ちょっと考えてみてほしい。
部屋の方角が変えられなくても、できることはある
「でも子ども部屋、東じゃないんだけど」という人も多いだろう。
大丈夫、部屋の方角は変えられなくても、中の向きや色で補うことができる。
例えばこんな感じ。
枕の向きを東に。 眠っている間にも運気は動く。東に頭を向けて寝ることで、成長運・発展運が伸びるとされている。朝日の方向に頭を向ける、というのはなんとなく気持ちよさそうで、試しやすいと思う。
勉強机の向きを北か東に。 北向きは集中力と思考力が高まる方角、東向きはやる気と活力が湧く方角とされている。「知識を身につけるなら北、技術を磨くなら東」という使い分けの考え方もある。机を少し動かすだけで試せる。
ラッキーカラーを取り入れる。 東の部屋なら水色や明るいグリーン。東南ならオレンジやナチュラルな生成り。カーテンや枕カバー、ラグなど、買い替えのタイミングで少しずつ取り入れればいい。一気に変えなくていい。
カーテンは薄手にする。 遮光カーテンは大人には便利だけれど、子ども部屋には向かないらしい。朝日が自然に入ることで体内時計がリセットされ、朝の目覚めが良くなる。運気の話以前に、これは純粋に理にかなっている気がする。
一番大事なのは、片付いていること
……と書いて、我が子の部屋を思い浮かべて、少し遠い目になった。
どれだけ方角を意識しても、散らかった部屋では気が乱れる。それはそうだ。正論だ。でもわが家の子の部屋は、小学生男子の部屋そのものだ。むしろ整っている方がおかしい。
なので、あまり偉そうなことは言えない。
もちろん、片付けなさいとは口を酸っぱくして言っている。
でも効果があるかというと、正直なところ微妙。そもそもわたし自身、親から同じことを言われ続けた子どもだった。当時の自分の部屋は、今の子どもたちのことをとやかく言えるような状態ではなかった。
それでも今は、それなりに整えて暮らしている。
片付けをするとき、ふと頭に浮かぶ母の言葉がある。「モノの場所を決めなさい」。当時はまったく響かなかったけど、大人になっても頭の中に強く残っている言葉だ。
我が子も今はしぶしぶかもしれない。でもいつか大人になったとき、片付けながら「あ、そういえばお母さんが言ってたな」と思い出してくれたら、それで十分だと思っている。風水云々より、そっちの方が長く効く気がする。
方角別まとめ
| 方角 | 向いている子 | 特徴 | ラッキーカラー |
|---|---|---|---|
| 東 | 男の子・長男 | 成長・発展・やる気・決断力 | 水色・グリーン |
| 東南 | 女の子・長女 | 協調性・対人運・明るい性格 | オレンジ・ナチュラル系 |
| 北 | 受験生・集中したい子 | 集中力・思考力・忍耐 | グリーン系 |
| 南 | 芸術・スポーツ系の子 | 才能・情熱・瞬発力 | グリーン・オレンジ |
| 南西 | 落ち着きがほしい子 | 安定・穏やかさ | ベージュ・イエロー |

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